三有研器株式会社 四国・高松/観音寺

ビジョン

刃物屋・研磨屋のリーディングカンパニー

リーディングカンパニーとはその業界を代表する会社であり、けん引できる会社だと考え、以下の4つの観点を意識して目指していきます。

<トップシェア>

業界を代表する会社は、業界トップのシェアと知名度が必要です。 局所的でもエリアでトップシェアを取り、エリアを拡大することで業界や世間に対しても影響度を高めていきます。

<質の高いサービス>

高い技術力と知識を持ち、お客様の立場に立った提案を加工部門や協力会社とともにしていくことで、お客様から頼りにされる存在になります。

誇りの持てる会社>

法令順守はもちろんのこと、社内環境が整備され、働き方や待遇面で業界トップを目指します。社員の満足度は高く、わが社で働くことに誇りを持て、同業者から憧れられる存在になります。また、地域社会にも貢献することで地域からも一目置かれる会社になります。

<先進的>

業界をけん引するために、チャレンジし続けることが求められると思います。。技術面だけでなく、社内環境や業界、地域に対する様々な取組みに対しても業界の殻を打ち破る存在になっていきます。

10年後の三有研器

<業界・地域での立場> 

刃物と砥石の販売店、また刃物研磨、精密研削会社として西日本No.1の知名度を誇り、日本国内で見てもトップ5に名前を上げられる。知名度だけでなく、質の高い製品・研磨加工と圧倒的な提案力、対応力で「三有ブランド」が確立している。加工技術も高く、わが社がトップと自他ともに認められる技術が1つ確立されている。営業エリアは全国展開しており、海外とのビジネスも積極的に行われている。業界だけでなく、地元スポーツへの出資など地域貢献も積極的に行われ、地元香川での知名度も高く、地元スーパーと同じくらい三有研器の名前は知れ渡っている。会社運営のYoutubeチャンネルはニッチな業界にも関わらず、登録者数は異例の1万人越え、弊社のマスコットキャラクターのグッズは非売品であることもあり、マニアの間では非常に人気となっているという噂をきく。

<労働環境> 

 2018年に移転した刃物サービスセンターは、5S活動が行き届き10年以上経過してもきれいな現場で社員が快適にまた安全に加工がおこなわれている。そのため、お客様や同業者からも注目され、毎月のように工場見学希望者が来社している。本社も工場併設で移転しており、更に営業所と工場のセットで県外に1か所進出している。会社には社員の健康や地域の人との交流の場ともなるような、おしゃれなCafé風の食堂があり、災害時でも地元の味が簡易的に食べられるようにうどんの自動販売機も設置されている。その他、休憩室にはトレーニング機器が整備され、また女性が働きやすいよう託児施設等整備されている。

<働き方>

 社員は自分の仕事に誇りを持ち、やりがいを感じながら楽しんで日々の業務にあたっている。AIなども積極的に活用し、社員は付加価値の高い業務を行っている。お客様第一の考えで対応しているため、お客様からの信頼も厚く、価格だけでない付加価値を提供できており、刃物サービスセンターも高品質と高生産性の両立が図られている。そのため残業0、有給がとりやすい環境にも関わらず、1人あたり1200万円以上の付加価値(≒粗利)をあげられており、社員の給与は平均年収600万円以上と同規模同業者の中では最も高く、社員全員が家族と共に安心して暮らしている。経営指針発表会ではTV会議も含め全社員が集まり、各拠点の交流も盛んに行われ、海外視察も計画的に実施されている。

<発展性>

跡継ぎに困った加工業者の技術を守るための支援も行っており、弊社内での加工範囲も拡がっている。各拠点は情報、技術を共有し互いの交流も盛んにおこなわれている。また、若い人や高齢の方、子育て世代を含めた女性も働きやすい環境を整えているため、入社希望者も多く毎年定期的な採用が行われている。そのため社内ベンチャーも盛んで、「ものづくり支援業」を実現できる体制が整っている。

2020年7月1日(66期経営指針書掲載分)